日々のヘルパー業務で ヘルプのあり方を意識している人といない人が ヘルパーにも利用者にもある。
日頃は新規のヘルプが開始される時に ヘルパーにも利用者にも ここの現場のヘルプ目的を明確に伝え 理解頂いているつもりですが 時間の経過と共に 趣旨を忘れて 指示通りの内容になっていない現場があります。そこに私が気がついた時は それは間違っていると 指摘しますが 返って来る答えは 「何々さん所は、そうやっているのに、なぜその利用者は駄目なんですか」の質問。これは法令では無い ヘルプ目的が違うからです。 違うから 指示をしているのです。
ええかっこ言えば本来自力支援である しかし それが事実上不可能な利用者もある。しかし 明らかに自力支援が目指せる方は やはり 自力支援を目的として取り組みたい。
そこを言っているのです。調理や掃除をやるのに 利用者にもやって貰い 協力してやる事は 大切です。確かに わざわざそれをするより ヘルパーがやってしまう方が早いとは解る しかしそれを繰り返してやると いつしか やって貰うのが普通となる現場があります。
高齢者ならやむを得ないかも知れないが障害者は まだまだやれる能力があります。
日誌に やる気の引き出しと言う項目迄あります。そこは拘って欲しいですね。
あるヘルパーが 掃除をする時に 掃除道具の使い方 手順を 利用者に見せてやり 利用者にもやって貰う そして違う場合には アドバイスもしている。
結果 利用者さんが自分で掃除除が出来るようになっている。
じゃ もうヘルプが要らないの? それは間違っています。 行かなくなると また 元に戻ってしまったり 毎回必ず自分で出来ないから そんな時 ちょっと 最近はお休みやね 頑張ってねと励ましヘルパーがやって差し上げる事もある。
継続が出来ないのが利用者さんです。だからこそ 協力して、やる気を引き出してあげるヘルプが必要です。
ヘルプ目的があることを ヘルパーも利用者も 理解して 一つでも 自分で出来る事を増やし 継続させて差し上げる事の 大切さを理解して 日々の業務に取り組みたいものです。