高齢者のケアをマネージメントするのがケアマネージャーであり 障害者のケアを本人の希望に基づき一緒に検討し 案を作るのが相談支援専門員です。
中には種類が違うだけで 全く同じように解釈している人が居ますが 役割や権限に、大きな違いがあります。
まずケアマネは 試験を受けて合格して初めて介護支援専門員研修を受けらる。研修を修了してケアマネになる。
これに対して 実務や所有資格を基に 各障害事業所がノミネートし 受講希望者は400字の論文を作成し 選考された人が 相談支援専門員研修を受けて修了して 与えられるのが 相談支援専門員資格です。難易度が 全く違います。
ケアマネは 各利用者さんのケアの種類を自分で決めて 時間や内容も決定する。よっぽど変わったケアブランで無い限りケアのケアブランで実際に実施されています。しかし 相談支援専門員は そこまでの権限は無く 利用者さんのケアの種類や内容や時間の希望をまとめ 区役所や市役所に提出します。その内容が妥当かどうかを支援センターと役所が検討し 可能と判断された内容だけが利用者さんが使えるケアの種類や内容や時間となる。
かなり 違いがあります。
利用者さんを取り巻く人の中には高齢者のケアマネと同じように解釈して いろんな事を言われますが、そこをわかって発言されたく思います。
要するに 本人の知識が及ばず 使った方が良いと思えるサービスを 見過ごす事を防ぎ 継続して 現況と利用するサービスの適切さを考え 役所に利用者さんの代わりに申請する事です。
もし 相談支援専門員に内容や時間の決定権を委ねるなら それなりの試験を実施して ケアマネと同じように進めて行くべきものなんです。
私はケアマネの経験もありますが その違いをわかって 役割を果たす事を大切にしています。
病院やリハビリの窓口の人は 希に その要求する内容が 本来在るべき権限を越えて着ます事があります。障害者の取り巻きの人もそうです。
どうぞ ご理解の程お願い致します。