神戸市西区・垂水区・明石の障害者専門ヘルパー派遣事業所のライフデザインです
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2018-12-15 14:38

適切な支援


ある利用者は 何一つ自分でやらず 全てを他人任せにしている。また ある利用者は自分の可能な範囲を越えて何でも自分でやろうとする。
しかし 両者のコメントは驚くほど真逆である。
他人任せにしている人は 「自分で殆どやれている。自分は人に頼らず生きている」と言う。
限界以上に自分の事を自分でやっている人は「私は、人に頼りながら生きている。皆の支援無しでは生活できない」この違いは何だろう。感謝の気持ちの違い?
先日も「部屋の電気がつかなくなった」と 連絡が入った いつも自分でインターネットを開き あまり必要無い事には人並み以上に長けている その人が 自分で何もせず「電気器具を替えたい…」だけを言っている。私は 「自分でいつものようにネットで調べ 連絡をして、手配されないのですか?」と 聞いた しかし そんな時に限り自分で出来ないと言う。出来るか出来ないかではなく面倒くさい内容かどうかで決めているとしか考えられない返答内容です。
私は それでも 電気器具の会社だけ調べ自分で発注させる事を選んだ。
自力で出きる事まで人が対応すると 面倒くさい内容を 人任せにする習慣がついてしまう。本当の人を思いやる対応は その人が出来ない事だけをやってあげて 出来る事は やらせる事。 そうしないと、自立した人を 依頼心の人にしてしまう。
大切にしたい事です。