神戸市西区・垂水区・明石の障害者専門ヘルパー派遣事業所のライフデザインです
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2016-08-17 21:20

送り火


昨日は 送り火をおこないました。5月31日亡くなり あわただしく通夜 告別式 そして49日。
気がつけば初盆が来て 気がつけば 送り火をおこない。
一つづつ 母は 遠い所に向かっています。
辛い気持ち から 懐かしい気持ちへと 少しずつ 移行されて行きます。

偶然 自分が死んだ時にどうして欲しい希望や 私への アドバイスはゴールデンウィークに 聞いていましたが こんなに早くその日がやって来るとは…
その日聞いた話は 今もまぶたに鮮明に浮かんで来ます。

その一つ一つが 今は良く理解が出来ます。

今日 私が母の家に 行きましたら ご近所さんが寄って来て 母の話を 沢山して下さいました。

「あなたのお母さんは、人にはきちんと礼儀を尽くした人」
と 言われ いろんな事を自分の事のように 一緒に考えてくれたんよって 教えて下さいました。

私の事を「あの子は不器用な子。何をやらせてもつめが甘く、本当に自分に非がなくても誰かをかばい、自分のせいにして、自分のつめが甘いからそうなったといつも、事実じゃない事までやけくそになり被る、可哀想な子」と 言っていたらしい。

考えてみたら幼少の頃からその繰り返しだった気がします。
ゴールデンウィークに 言い残した 話
その中にも 本当に違う事は おどおどせず堂々と違うと言いなさい でした。

しかし それが 今も出来ません。

きっと たまたま 歩いていて 転がっている死体にでくわし そのまま誰かがすれ違い 犯人と思われる そんな人かも知れないから 母の話はよくわかります。
殺人犯人に間違われなくても 凄く大きな局面で あまりにも出来すぎた 偶然で 非がない中身を そうであった事となった事を 実際に経験した結果 今がある。

確かに 悪い偶然が重なり過ぎた。

その事を最後まで 母は嘆いていました。
母は最後 そんな私の無念を感じたまま 亡くなりました。

これからは その遺言をしっかり受けとめ 事実を大事にし 違う事は違うと 正々堂々と言うことを実行して行く勇気を身に付けたいと思います。
まあ いいか 自分が我慢すれば… を なくしていこうと 決意し 今後を生きて 生きます。

お母さん 本当に ありがとう。