神戸市西区・垂水区・明石の障害者専門ヘルパー派遣事業所のライフデザインです
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2016-11-21 10:52

本当の優しさ


私が会社勤めをしていた頃の上司のDさんは 二月に一度連絡を取り合うお付き合いがあります。
初めてお目にかかったのは 昭和61年で、もう30年です。早いものです。
こうして今もお話が出来るのは光栄な事です。
思い返せば当時は大変お世話になりましたが 本当のありがたさを感じたのは 私が開業した10年前だと思います。
人の指示を受け言われる事さえやれば 責任は上司が取るなんて 今から考えたら何て楽な事でしょう。
でも当時は全く解って居ませんでした。
好きな事言ってくる人やな としか感じてなかったかもしれません。
自分が責任をおう以上自分の指示を守って欲しい気持ちは良く解ります。
得てして 中途半端に仕事が出来る気に成ってる人はそこを理解していないかもしれません。
上司が辛いのは自分が指示した通りにせず失敗した人の責任を取る理不尽さです。
本当に今なら良く解ります。そして改めて 感謝します。

また Dさんは悪い所は遠慮なく怒り指摘しました。
今 私にかけている所です。
遠慮しながら優しく指摘しても おっさん何かゆってる…んだと感じます。
なめられた上司ではいけないと解りながらDさんのようには出来ません。
適切な叱りかたが上に求められる大切な条件ですね。

一方 高齢者介護や障害福祉の様子を見るとなかなかDさんのように出来ている責任者が少なく。
私のような 部下になめられた責任者か 道理の合わない無茶苦茶な指導をする責任者の極端に別れている気もします。
数少ない的を得た有るべき指導をしている 業界責任者には頭が下がります。

優しい責任者の人達 あなた方が 思いきって 指摘すべき事をする事こそ人を育てる事です。

理不尽な指導をする責任者の人達 あなたたちは 人の成長を邪魔しています。

勝手に述べて来ましたが 私の大切な上司から学んだ事を書かせて頂きました。