あの人生をも変えたあの日から23年も暮れたんですね。
凄く前の事なのに 感情として見れば ついこの間の出来事のように景色が蘇って来ます。
実にいろんな事があり 平成7年はあまりにも笑わない 年だったと記憶しています。笑うのに躊躇して 不謹慎に思えてた事を思い出します。
あんなに好きな 建築業界 そこで自分なりに頑張って働いていたのですが 変に純粋で 震災で失った家の再建築をお手伝いするのが正直 辛くて苦痛でした。
当時勤務していた会社が 仕事だけ取って着工せず 営業がそれを謝りに行くのに疲れて 会社を辞めてしまったのです。
しかし まだ33歳の私が間違っていたと、この年に成ってわかります。
会社は精一杯やっていて、決して仕事だけ取ってほったらかしにしていた訳ではない。あれが限界だったと今ならわかります。
営業が心をケアしながら 被災者を励まさずして それは おかしいし チームワークをわからず綺麗事を言うのはたやすい事を わかり 今は 若かった自分の間違いに気付いて 仲間に悪い事をしたと 懺悔の気持ちしか有りません。
23年か… 言葉にならないこの気持ち…。うわべだけ見て 批判だけして 勝手に 人を悪者に思うより 本当の問題点に気付き 自分に何が出来るか 自分の役割として何が適切か そんな考え方を今後も していける人でありたい。1月17日 この 特別な日に 今一度心に刻みたい。